相場観

すべて日足で分析しています。

日経平均

先週のローソクは値幅1100円の下ヒゲのある実体長めの陽線となった。

先週投稿した「懸念していた部分」が見事に的中してしまい、直近最高値を更新し上昇トレンド継続となった。
今週の流れの予想としては今週半ばまでに20500~21000円まで上昇した後、最終的には週足で陰線になると考えている。
しかし、今週21000円を抜ける大陽線で週足が終わるようなことになるなら(陽線が何週も連続で続き、21000円を明確に抜けた場合も同様)、コロナ収束に向けた爆上げも視野に入れて考える必要があると思っている。

理由は以下の3点で

  • 21000円は直近下降波(24000~16300円)のフィボ61.8%ライン
  • 2019年1月~4月にかけた上昇波の高値を抜く起点となった強い値段
  • 21000円という切りのいい数字で投資家が気にする3の倍数である値段

1番の理由が一番強く、週足、日足で見てもラス押し目、ネックラインを明確に割っていて、これだけ強い下降波の中で、フィボ61.8%を超える反発になるということは、全戻しを考慮するのが普通でありセオリー。
残り2つも意識される点ではあり、大きく売り圧力がかかる部分で、ここを超えてくるということは大口が上にあげる意図が垣間見えてくる。

そのため今週は21000円付近の値段に注視してトレードしていきたい。
また為替でもそうだが、最近の傾向として動き出しに「逆方向に大きく動いてロスカットを狩りヒゲになってから動き出す」ダマしがとても多いのでその点には注意したい。

ドル円

先週のローソクは値幅100pipsの陰線となった。
5週連続の陰線。

テクニカルとしては

◆長期目線

  • 【売り要素】112.3~101.2円の下降波のハラミ

◆中期目線

  • 【売り要素】111.7~106.9円の下降波、109.3~106円の下降波と高安を切り下げている
  • 【買い要素】4H足MACDが少なくとも2度ダイバージェンスし、ゴールデンクロスしており、一旦反発の上昇が予想される
  • 【買い要素】109.3~106円の下降トレンドを明確に上抜け
  • 【レジサポ】108~108.1円:109.3~106円下降波のフィボ61.8%、108円のキリ番、安値を更新した戻り高値
  • 【レジサポ】107.5円付近:109.3~106円下降波のフィボ50%付近、107.5円のキリ番、安値を更新した戻り高値
  • 【レジサポ】先週高値付近(107円):107円のキリ番、先週高値
  • 【レジサポ】先週安値付近(106円):106円のキリ番、先週安値

以上を意識している。

今週の流れとしてはこちらも短期的には日経と同じく一旦上を目指すと考えている。
107.5~108.1円付近まで上昇した後、再度下落に転じると予想。

ユーロドル

先週のローソクは値幅200pipsの陰線となった。

テクニカルとしては

◆長期目線

  • 【売り要素】週足で大きなチャネルを形成
  • 【売り要素】1.15~1.064ドルの下降波のハラミ
  • 【注意】週足MACDが何度もダイバージェンス

◆中期目線

  • 【注意】下降波、上昇波のハラミになっており、安いところから買い、高いところから売りが起こりやすい
  • 【若干買い要素?】三角持ち合いを一旦明確に上に抜けたが再度持ち合いの中に戻っている
  • 【若干売り要素?】4H足で上昇トレンドの押し目を割りながら三尊のような形を形成している
  • 【レジサポ】1.0875ドル:1.073~1.102ドルの上昇波の50%、三角持ち合い下降ライン付近
  • 【レジサポ】1.08~1.076ドル(先週安値)の間:三角持ち合い上昇ライン付近、1.08ドルのキリ番、先週安値

以上を意識している。

今後の流れとしては、三角持ち合いを一旦上に抜けたり、高値切り上げや安値切り上げが起こっており、一見強そうに見えるも大きな流れが下目線で結局は下方向に抜けるように思える。
しかし、長期目線に記載している通り、週足でMACDが何度もダイバージェンスしていることもあり、一旦爆上げする可能性もありで注意も必要。

ユーロ円

先週のローソクは値幅300pipsの陰線となった。
テクニカルとしては

◆長期目線

  • 【週足】三角持ち合い
  • 【売り要素】日足、下降波のターン しかし、下限付近に迫っているため注意が必要
  • 【若干買い要素?】過去ユーロ円、三角持ち合いの転換が前回波動のフィボ38.2~23.6%で起こっていることが多く現状23.6%付近に位置している

◆中期目線

  • 【売り要素】高値安値を切り下げている
  • 【レジサポ】116.35~116.5円:117円を抜ける前に長らく買われてきた値段、116.5円のキリ番、117.75~114.4円下降波のフィボ61.8%

現状一方的に下方向が強いため上がってきたらショートを取っていきたい。
しかし三角持ち合い下限も見えてきているため、爆上げに注意も必要。

ポンドドル

先週のローソクは値幅220pipsの陰線となった。

テクニカルとしては

◆長期目線

  • 【売り要素】週足で高値安値を切り下げている

◆中期目線

  • 【注意】1.2165~1.265ドルの上昇波のハラミ
  • 【レジサポ】1.26~1.265ドル:200日移動平均線付近、1.26ドル1.265ドルのキリ番
  • 【レジサポ】1.25ドル付近:先週高値、4H足三尊エッジライン
  • 【注目】1.224ドル:4H足ネックラインになっている

テクニカルとしてはあまり優位性が見られないが、オアンダのオープンオーダーを見ると、「ロングの含み損者」がかなり目立つ。
中期目線でも記載した通り1.224ドル付近が4H足のネックラインになっており、ここを下に抜けるとその含み損者達がかなり焦りそう。
そしてちょっと離れたところに1.22ドルのキリ番があることも気になるところ。

1.224ドルからの暴落と1.22ドル割れてからの爆上げを警戒して注視していきたい。

ポンド円

先週のローソクは値幅290pipsの下ヒゲ長めの陰線となった。

テクニカルとしては

◆長期目線

  • 【売り要素】月足ディセンディングトライアングル(高値を切り下げて下値はほぼ一定の三角持ち合い)
  • 【売り要素】週足、高値安値切り下げ

◆中期目線

  • 【売り要素】4H足、ラス押し目割れからの急騰も高値更新ならずその後の下落で安値切り下げ
  • 【レジサポ】133.5~133.6円:135.45~130.66円の下降波の61.8%、先週高値、133.5円のキリ番
  • 【レジサポ】132円:2020/4/29に350pips爆上げした起点、過去何度かサポートされている、132円のキリ番

長期的には売り要素が強いが、短期中期ではなかなか難しい状況。
今週は133.5~から上の値動きに注視してショートを狙っていきたい。

ビットコイン

先週のローソクは値幅2000ドルの十字の陰線となった。

テクニカルとしては

◆長期目線

  • 【注意】3000ドル~20000ドルの三角持ち合い
  • 【買い要素】週足で強い上昇トレンドの中、週足MACDがゴールデンクロス

◆中期目線

  • 【買い要素】日足上昇トレンド内
  • 【売り要素】三角持ち合いの下降ラインから反発
  • 【売り要素】高値付近での週足十字ローソク足
  • 【売り要素】10000ドルのキリ番から反発
  • 【売り要素】4H足でラス押し目を割れて三尊のような形を形成中
  • 【レジサポ】9000~9500ドル:4H足三尊エッジライン、過去何度も暴落や急騰の起点となった価格帯
  • 【レジサポ】10000ドル:“言わずもがな”の大台
  • 【レジサポ】8500ドル付近:4H三尊のネックライン、8500ドルのキリ番
  • 【レジサポ】8000~8100ドル:先週安値、8000ドルのキリ番

短期中期的には天井圏の攻防になりそう。
4H足の三尊を肯定するか否定するかで中期の未来が決まりそうな場面。
個人的には過去のBTCの値動きからトレンドライン内の三尊は否定しやすい傾向があるので否定するほうが若干可能性は高いと考えているが、4H足のラス押し目を割れている所と10500ドルを上抜けていないことが減点ポイントと考えている。

8500ドルを4H足実体で下抜けで暴落黄色信号。
8000ドルを4H足実体で下抜けで暴落濃厚。
(8500ドルより下で大きなヒゲになりそうな展開ならロングのチャンス)

9500ドルを明確に上抜けで一安心。
10500ドルを上抜けで暴騰の可能性あり。

という具合で考えている。
ちなみにタイトルの答え合わせは暴落が濃厚になる8000ドルと暴騰の可能性がある10500ドルでした。

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